エータカリーナ星雲 NGC3372 りゅうこつ座 距離:3600光年 大きさ:85'×80'
エータカリーナ星雲は、日本から見ることができないためあまり知られていませんが、有名なオリオン大星雲よりも4倍大きく明るさもはるかに勝ります。南十字星の近くに位置し、華やかな南天の天の川銀河の中でも、ひと際明るく目立ちます( 写真「銀河と観測隊」 )。エータカリーナ星雲の中心部には、銀河系でもっとも明るい恒星の一つである、りゅうこつ座η(イータ)星が輝いています。この星は150年前に大爆発を起こしましたが、超新星爆発までには至らず現在も恒星として輝いています。この時の大量のガスやチリは人形星雲として知られています。
写真中央のV字型の暗黒帯に挟まれた高輝度部に、鍵穴星雲。この鍵穴星雲の左の輝星が、りゅうこつ座η(イータ)星になります。巨星たちの放つ青い光により複雑にからみあう色と形は、南半球の天体の中でも最も人気があり撮影されている星域ではないでしょうか。エータカリーナ星雲はイータカリーナ星雲やカリーナ星雲とも呼ばれます。(2017/09)
撮影機材:ペンタックス105SDP/タカハシEM-200Temma2/SBIG ST-402ME
カメラ:キャノンEOS Kiss X5(IRフィルター除去) ISO1600
露出時間:5分×16+1分×6 総露光時間86分
画像処理:RAP2/ステライメージ6/フォトショップCS4
撮影日時/場所:2011年5月2日/西オーストラリア州 スプリングヒルズファーム
星ナビ入選作品 2011年9月号
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