おとめ座銀河団M87 おとめ座 距離:6000万光年

 初めてブラックホールの姿を捉えたといわれている楕円銀河M87銀河を中心におとめ座銀河団を撮影しました。以前にも「おとめ座銀河団(マルカリアンの鎖 」を撮影していますが、今回は広範囲です。
Nikon D810Aカメラの撮像範囲をFX(フルサイズ)で撮影し、M87銀河をほぼ中央にしながら主要銀河を取り入れDX(APS-Cサイズ)の撮像範囲でトリミングしています。トリミングせずにFXのままのほうがより多くの銀河を確認できますが銀河の像が小さくなり、この辺が悩みどころです。

 モノクロの反転した写真に主要銀河のカタログ名を記しましたが、カタログ名の記されていない銀河も数多く写っています。
銀河や星雲は1つまたは複数の天文カタログにより管理・識別されています。カタログも天体種別に特化したものから様々あり50以上はあるようです。M(メシエ)カタログ、NGCカタログ、ICカタログが人気のカタログです。

 M(メシエ)カタログ
彗星探索者シャルルメシエが彗星と間違われる可能性のある天体をまとめたカタログで、最も人気があり有名天体のほとんどはM番号が付されています。M1~M110がリストされていますが、現在確認されていない番号もあります。

 NGCカタログ(New General Catalog)
メシエカタログについで人気のカタログです。ウィリアムハーシェルの星雲・星団のカタログとして出版されましたが、その後改定を繰り返し現在は7840個の天体がリストされています。上記写真では例えば N4429と略しています。
楕円銀河M87銀河はメシエカタログでM87ですが、NGCカタログではNGC4486でリストされています。

 ICカタログ(Index Catalog)
NGCカタログの追補版的なカタログで、NGCカタログの天体と比べれば暗い天体が多くリストされています。上記写真では例えば I3381と略しています。


この写真に見える明るく特徴的な銀河の長焦点望遠鏡での画像を同時にアップする予定でしたが、未だ撮り切れていません。12カット15天体程を考えていますが2~3年かかりそうなので、後日このページの改定版でアップしようと考えています。(2023/04)


     撮影機材:ビクセンVSD100F3.8+V0.79X(D100㎜ f.l.300㎜ F3.0)
          タカハシ EM-200Temma2 MGEN-3
      カメラ:ニコンD810A FX ISO800 60秒×40枚 総露光時間40分 RAW 外気温-2℃
     画像処理:ステライメージ9/StarNetv2GUI/Registax 6/Photoshop 2022
  撮影日時/場所:2023年2月28日/自宅「星見室」