コーワ PROMINAR 500㎜ F5.6 FL

 

 スポッティングスコープや双眼鏡で知られるコーワから発売されているPROMINARは、ベースになるマスターレンズに取り付ける 3 種類のマウントアダプターを交換して,350mm・500mm・850mm の超望遠レンズとなり,マスターレンズにプリズムユニット+アイピースを取り付ければスポッティング・スコープとして使うことができるマルチなレンズです。天文屋に特に人気のあるのは、マウントアダプター「TX07」使用による超望遠レンズ「350mm F4」仕様でしょうか。私は月や一般撮影にマウントアダプター「TX10」を装着し、「500mm F5.6」として使うケースも多くあります。写真「水平線のスーパームーン」はこの組み合わせです。

 このレンズの利点は、コストパフォーマンスとその性能の高さにあります。
① 色収差がなく隅々まで星像がシャープで天体用・一般撮影用に使用できること。
② 軽量でコンパクトなこと。500mmのレンズがわずか1.9kg。バッグにも入る大きさ。
③ 複数の焦点距離、複数のカメラマウントに対応すること。
④ 価格がリーズナブルなこと。

 欠点は一般撮影でオートフォーカスや自動露出ができない事でしょうか。しかし、そもそもマニュアル仕様の天文屋には問題にならないことかもしれません。
 写真左は、Manfrotto ギア雲台 410で薄明時のもの。写真右は、iOptron ZEQ25GT赤道儀に搭載した様子です。(2017/11)