結露対策
湿度の高い日本では必需品といえる結露対策グッズです。対策なしで薄明開始まで望遠鏡やレンズに露が付かないことは稀なことです。一旦、結露すると除去するのも困難ですので、しっかりと対策をしないと貴重な撮影チャンスを逃してしまいます。色々試しましたが、望遠鏡の結露対策として現在最も利用しているのが右写真のスタイルで、E+Fの組み合わせです。カメラレンズの場合は、EもしくはDを使用しています。
A.ポケットハンドウォーマー(携帯カイロ)です。
登山ショップで見つけ、天文雑誌にも紹介されていることで購入しましたが、残念ながら私は成功したことがありません。中の燃料が途中で消えてしまいます。乾燥させたつもりの燃料持参で穂高岳山荘キャンプ場で使用しましたが、1時間持ちませんでした。これが最長記録です。日本が湿気が多いのが原因か、使用方法に問題があるのか、わかりません。
C.D.USBモバイルバッテリーを利用するヒーターです。
最近のモバイルバッテリーの大容量化と低価格化で、これを電源とするヒーターが使いやすくなりました。特にDの「ヒーターのよこた 」製品は種類も多く、カメラレンズ・望遠鏡・双眼鏡に利用できます。カメラ三脚で撮影位置をフレシキブルに変更する星野・星景写真に重宝します。
E.12V/DCを電源とする「ケンドリックヒーター」です。
アイピースから35㎝鏡まで対応するヒーターサイズが用意されていて、私も10本ほど所有し最も信頼しています。ヒーターのほかコントローラーが必要ですが、このコントローラに4本のヒーターが接続でき温度調整ができるようになっています。12V/DC電源が確保できる所では最強でないでしょうか。
F.撮影地で一番人気の「FT鏡筒フード」です。
吸湿性を考慮しFTフードは紙で作られていますが、本体強度の向上や迷光防止、さらに吸収能力向上のためにフード内にリング環を配置するなど、天文屋が求める究極のフードです。私はヒーター併用で結露した経験はありませんが、乾燥空気挿入口も装備されています。(2017/10)
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