シュワスマン・ワハマン彗星 C核

 シュワスマン・ワハマン彗星は周期5.4年の短周期彗星で16年ごとに地球に接近しますが、発見直後に地球に接近してから長い間行方がわからなくなっていました。1995年の接近時、当初は12等級にしかならないと予想されていた彗星は、9月下旬にバースト(急激な増光)を起こし、彗星の核が4個に分裂されているのが確認され、A~D核と名付けられました。この分裂した状態の「分裂彗星」は2006年の地球接近時には、さらに分裂を繰り返していました。この写真は何十個もの「ミニ彗星」の中で最も明るいC核を撮影したものです。

 赤道儀による追尾(ノータッチガイド)で3分露出しました。それを8回繰り返し、得られた8画像を1枚の写真に合成しています。その際、天空を移動する彗星の核を合わせるように合成しますので、星は線状に流れるようになります。(2017/10)


     撮影機材:ペンタックス105SDP/タカハシEM-200Temma2/ノータッチガイド
      カメラ:キャノンEOS Kiss Digital N(IRフィルター換装) ISO1600 3分露光×8
     画像処理:RAP/ステライメージ6.5
  撮影日時/場所:2006年5月5日/新潟県妙高市関山