子持ち銀河 M51 りょうけん座 距離:2510万光年 大きさ : 11×7′

 昨年から撮り始めた画像に、この2月の新月期に撮影した画像を追加し完成させました。子持ち銀河M51は以前にも撮影していて(子持ち銀河)、望遠鏡は前回と同じレデューサー併用のMewlon-250CRS鏡筒を使いました。使用機材の主な変更は以下の4点です。

   カメラをニコンD810Aデジタル一眼から天体写真専用のASI2600MM冷却CMOSカメラに変更
   赤いHⅡ領域を捉えるためHαフィルターを使用
   輝度画像にIRパスフィルター(サイトロン社のIR640 PRO II フィルター)を使用
   画像処理ソフトをステライメージからPixInsightとその関連ソフトに変更

 M51(NGC5194)銀河と伴銀河NGC5195の2つの銀河はかつて近距離ですれ違い、今もお互いに影響を及ぼしあっていることが知られています。この相互作用により、伴銀河のNGC5195は形が壊され、一方、M51銀河は大変美しい渦巻き構造が形成されたと考えられています。
 「暗黒のガス雲の中から生まれた若い星や星団は青白く輝き、星からの強い紫外線放射により暗黒のガス雲は赤いHⅡ領域になる」、渦巻の腕にこれを見ることができます。(2026/02)


      撮影機材:Mewlon-250CRS+CR0.73X(D250㎜ f.l.1825㎜ F7.3)
          タカハシ EM-400FG-Temma2Z/FMA180+QHYCCD QHY5L-ⅡM ステラショット2
      カメラ:ASI 2600MM Pro(-5℃),サイトロンIR640 PRO II  ZWO RGB Hα  ASIImg
     露出時間:IR 180sX39枚 R 180sX24枚 G 180sX19枚 B 180sX21枚 Hα 600sX19枚
          gain300 offset50 総露光時間499分
     画像処理:PixInsight/BXT/SXT/Photoshop/NXT
  撮影日時/場所:2025年03月24日他5夜/自宅「星見室」