プレセペ星団 M44 かに座 距離:510光年 大きさ:95′

 かに座は黄道十二星座の一つで、ふたご座としし座の間に挟まれ4つの星で「かにの甲羅」が形作られています。その甲羅の真ん中にある星の集まりが「プレセペ星団」です。メシエカタログではメシエ44(M44)として掲載されています。

 プレセペ星団の見かけの大きさ(視直径)は、95′で満月3個分の大きさに広がっています。月の見かけの大きさは約0.5度(30′)です。この写真の撮影範囲の離隔は 117′×80′ ですから、プレセペ星団のほぼ全景が収まっていると考えていいと思います。この星団の明るい星の多くは中心部に集まり、6等星から6.5等星の白色~青白色(スペクトル型A型)に輝きます。しかし、その中にいくつかの黄色味を帯びた赤色巨星が散らばり、むしろ全体的にはM型系の赤系の星が多いといわれています。(2026/01)


      撮影機材:ペンタックス105SDP(D105㎜ f.l.670㎜ F6.4)
          タカハシ EM-200Temma2 MGEN-3
      カメラ:ZWO ASI 2600MC Pro(-5℃),ZWO UV/IR
     露出時間:10s×50枚, 総露光時間500秒, gain100 offset50
     画像処理:PixInsight/BXT/Photoshop/SXT/NXT
  撮影日時/場所:2025年12月29日/自宅「星見室」