M106銀河 りょうけん座 距離:2220万光年 大きさ : 19×7′
北斗七星の横に位置する「りょうけん座」はあまり知られていませんが、「銀河の宝庫」とも呼ばれる星座でこの写真のM106銀河も「りょうけん座」にあります。M106銀河の右に見えるのがNGC4248銀河ですが、写真にはいくつもの銀河が見られ、一部はM106銀河の円盤越しに確認することができます。次のページの「子持ち銀河」も同じ「りょうけん座」にあります。
M106銀河は特異な形状を持つ銀河です。銀河円盤については内側が明るく外側は希薄な二重構造で、全体の姿は他の銀河との干渉で歪んでいます。さらに、中心コアの下側から左の方へ渦巻とは違う赤い炎のようなものが見えるでしょうか。活動が活発で中心から激しくガスを放出していると考えられています。
市街光を避けるため市街中心から離れた位置で撮影していますが、北天の天体はどうしても光害の影響を受けてしまいます。この写真のような背後が星だけの宇宙背景の場合、写真を強調処理すると「色や明るさのムラ」が現れてきます。いつもPhotoshopで切り抜けていますが、色情報の取得には、受光幅のあるRGBフィルターでなく光害対応のアイダス
LPS-D3を使うのが良いかもしれません。(2026/03)
撮影機材:Mewlon-250CRS+CR0.73X(D250㎜ f.l.1825㎜ F7.3)
タカハシ EM-400FG-Temma2Z/FMA180+QHYCCD QHY5L-ⅡM ステラショット2
カメラ:ASI 2600MM Pro(-5℃),サイトロンIR640 PRO II ZWO RGB Hα(7nm) ASIImg
露出時間:IR 180sX54枚 R 180sX21枚 G 180sX14枚 B 180sX14枚 Hα 600sX34枚
gain300 offset50 総露光時間649分
画像処理:PixInsight/BXT/SXT/Photoshop/NXT/GXT
撮影日時/場所:2025年03月23日他5夜/自宅「星見室」
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