レナード彗星(C/2021A1)

 レナード彗星(C/2021A1)がりょうけん座の球状星団M3近くを通過した昨年12月3日、この時季の日本海側では珍しく星撮りができる天候に恵まれ、彗星の高度が上がる薄明直前に撮影しました。
 彗星は星間を移動しているため長時間露光では彗星と恒星の位置にズレが生じてしまいます。その為、カメラを高感度に設定し明るい鏡筒で短時間露光しました。
 残念なのは、彗星が東天方向であったため市街地の影響を受け尾の伸びに影響していることと、M3球状星団の中心部が飽和状態で白トビになっていることです。カメラを D810AでなくASI 2600MC Proを使用したり、段階露光していればもう少し中心部を分離できたかもしれません。(2022/01)


     撮影機材:ビクセンVSD100F3.8(D100㎜ f.l.380㎜ F3.8) 直焦点
          タカハシEM-200Temma2 MGEN-3
      カメラ:ニコンD810A ISO6400 10秒×11枚 RAW
     画像処理:ステライメージ9/フォトショップCC 2021 恒星による合成
  撮影日時/場所:2021年12月3日4時48分23秒~/自宅「星見室」