馬頭星雲 IC434 オリオン座 距離:1300光年 大きさ:60'×10'

 馬頭星雲(ばとうせいうん)は、オリオン座の三つ星のいちばん東側、ζ(ゼータ)星の南に広がる暗黒星雲です。その名前の通り馬の頭に似た形で、散光星雲IC434を背景に影絵の様に浮かび上がって見える非常に有名な星雲です。暗黒星雲は明るい光を背景に、手前にある濃い星間塵(せいかんじん)が光を吸収するため黒く見える天体です。IC434星雲と馬頭星雲の場合は、たまたま同じ方向に見えているのではなく両者は接触していると考えられています。
写真左上の暗黒帯が切りさいている星雲は「燃える木」と呼ばれるNGC2024、馬頭星雲近くの白く丸い星雲はNGC2023です 。写真「バーナードループ~魔女の横顔」は三つ星より南側を広範囲に撮影しています。

 800万画素のAPS-Cカメラと赤道儀による追尾、8分です。原画を等倍大で確認すると多少の動きがあるものの、ノータッチでガイドがうまく成功した事例です。(2017/09)


     撮影機材:ペンタックス105SDP/タカハシEM-200Temma2/ノータッチ
      カメラ:キャノンEOS Kiss Digital N(IRフィルター換装) ISO1600
     露出時間:8分露光×6枚
     画像処理:RAP/ステライメージ5
  撮影日時/場所:2007年10月22日/新潟県糸魚川市焼山の里