親不知断崖に沈む太陽

 北アルプスが日本海に落ち込む断崖絶壁として知られ、糸魚川世界ジオパークのジオサイトである親不知。記念広場の展望台は、断崖ごしに見える夕日の撮影スポットになっています。この日、スイスから来日され、金沢ナンバーのレンタカーで来られた老夫婦の方にお目にかかりました。海のないスイスから来られたお二人は、沈む夕日に痛く感激されたようすで、男の方は盛んにシャッターを切られていました。奥様は「海辺にあるものは何?」とお聞きになりましたが、正しく伝えられなかったと思っています。確かに、観光パンフの写真に消波ブロックはありませんね。北陸新幹線の金沢までの開業は、この年の3月でした。

  断崖は逆光になり暗い影になりましたが、できるだけ岩壁の様子を伺えるように画像処理しました。また、PhotoshopのHDRトーン処理を行い、夕景の色彩を強調しました。この展望台から月光に照らされた岩壁と、沈む星々が撮影できれば理想的なのですが、岩壁に光があたることはないようです。写真「水平線のスーパームーン」もここで撮影しました。(2017/09)


     撮影機材:キャノンEF70-200mm f/2.8L IS II USM→165㎜ F5.6
      カメラ:キャノンEOS 6D ISO800 1/2000
     画像処理:フォトショップCC
  撮影日時/場所:2015年10月18日16時59分/新潟県糸魚川市親不知記念広場展望台