ウィルタネン彗星2018(46P)
すばる星団(プレアデス星団)の近くを通過するウィルタネン彗星です。
平成最後の眼視彗星と期待され、予想どおり4等級まで増光しました。12月13日に太陽に最接近し16日は地球に最接近しました。地球から月までの約30倍という大接近は珍しく、彗星中心部のガスの成分や分布の調査で天文学者からも注目され、アルマ望遠鏡やハッブル宇宙望遠鏡の画像もネットに公開されています。
移動するウィルタネン彗星とすばる星団の天球上の距離や構図から、17日の撮影を狙っていましたが遠征でも晴れ間が期待できず、16日の撮影になりました。夜半から星空が見えるようになり、雪国では久しぶりの快晴に恵まれました。既に公開されている写真から彗星の光芒が丸く写ることや、すばる星団が写野の端になることから、開放絞りから2段絞り写野周辺のレンズ収差を押さえ、さらに一般的な彗星のコアによる合成でなく恒星による8枚合成とし、星とすばる星団を点像にしました。
下の写真は同日の望遠鏡による写真です。
ビクセンVSD100F3.8(D100㎜ f.l.380㎜ F3.8) 鏡筒に、ニコン D810Aの直焦です。(2018/12)
撮影機材:EF70-200mm f/2.8L IS II USM→200㎜ f5.6/タカハシEM-200Temma2/ノータッチ
カメラ:キャノンEOS 5D Mark IV ISO6400 70秒×8枚
画像処理:ステライメージ8/フォトショップCC 2017
撮影日時/場所:2018年12月16日/新潟県上越市 安塚キューピットバレイ
