ヘルクレス座銀河団 Abell2151 ヘルクレス座 距離:5億光年
光で5億年かかる距離にあるヘルクレス座銀河団です。多数の銀河が密集している銀河の大集団を銀河団といいますが、ヘルクレス座銀河団は半径600万光年の中に約360以上の銀河がひしめき合っていると考えられています。銀河団の天体カタログAbell(エイベル)の2151番になります。この写真では恒星に見える天体も銀河であるものが相当多くあります。
また、ヘルクレス座銀河団では変形した銀河が多くみられます。この変形した銀河は、銀河同士が近づき相互作用や銀河同士の衝突によるもので、「相互作用銀河」とか「衝突銀河」と呼んでいます。変形した銀河は「Arp」カタログに収録されています。
私たちが住む天の川銀河も約230万光年先の「アンドロメダ銀河(M31)」と40億年後には衝突し、さらに数億年かけて合体し楕円銀河になると考えられています。
上の写真から「相互作用銀河」の部分を、ピクセル等倍近くに拡大した写真を4点掲載しました。この中で右上の写真「Arp71」の右上の渦巻銀河(NGC6043)と隣接する銀河は「相互作用銀河」なのか、同じ方向に見える銀河なのか不明です。
この写真の原画は縦構図で撮影されていて、中央部分を横構図に切り抜いたのが上の写真です。南北方向にさらに多くの銀河を確認することができます。(2025/07)


撮影機材:タカハシ Mewlon-250CRS+CR0.73(D250㎜ f.l.1825㎜ F7.3)
タカハシ EM-400FG-Temma2Z/FMA180+QHYCCD QHY5L-ⅡM
カメラ:ZWO ASI 2600MM Pro(-5℃),サイトロンIR640 PRO II ,ZWO RGB
露出時間:IR×34 R×20 G×5 B×20 各3分 Gain300 総露光時間237分
画像処理:PixInsight/BXT/StarNetv2GUI/Photoshop/NXT
撮影日時/場所:2025年5月08日他2夜/自宅「星見室」
Copyright © 2025 Shuichi Shiraishi All rights reserved